以前馴染みのカレー屋さんに聞いたところ、
一年で一番お客さんが来るのは夏だと言う。

私は年中カレーが食べたい感があるが、
さてしかし、確かに近頃は特にカレー食が多い気がする。

そういえばスパイス屋に勤めている人も、
会社の繁忙期は夏だと言っていたのを思い出した。

人間にスパイスが必要な季節なのだろうか。夏。

なんにせよ、うまいカリーはスバラシー。
インド・ネパール・スリランカ……
いつかスパイスを追っかける旅がしたいものである。

以下最近食べたカリー三連発。
Img_649062f9dfd7cc53803a04799e0fdd18
Img_6c98a8503fdf7297e3043ece44607ad7
Img_ff38d861e8473a78a5bb7c1b137b06a1
この1ヶ月ほどの間に、ベランダにいくつもの苗を植え、あるいは種をまいた。
そしてその度に、名前をつける。

「ベネンデンブルーローズマリー」のマリ子
「コモンタイム」のイム太郎
「スイートバジル」のジル之介
「スベリヒユ(滑莧)」のスベちゃん
「黒千石大豆」の豆次郎と豆三郎
「チャイブ」のイブちゃん
「レモンマリーゴールド」のレモニー

加えて
私がここに来る前からの住人「カネノナルキ」のミドリくん
春にやってきた「ツボクサ(壺草)」のツボちゃん
部屋のグラスの中で健やかに育っている水草くん(仮)改めチョロエモン

豪雨もあったし、台風もきたけど、皆元気。

そして今朝、何の前触れもなく唐突に、スベちゃんの花が咲いていた。
何色の花の苗かわからずに植えたが、まばゆいイエローであった。
ベランダで初めて花が咲いた。感動。
Img_eb60f232882fc97f6f776de5e6c220d5
1週間以上前の話だが、7月16日。

今日も仕事だと、けだるげに起きてきた相棒。
だがしかし、だがしかしだ
人とは時にうれしいうっかりミスをすることがある…。
そう、今日は海の日。世は祝日。
シフト表を確認する相棒……そこに「非番」の文字。

ドーーン!

そんなわけで、海の日は急遽休日となり、
そして急遽まだ行ったことがない摩耶山に行くことになった。

うどん屋で腹ごしらえをしつつ
徒歩でふもとのケーブルカー駅を目指す。
わかってはいたが、炎天下の坂道は想像以上にキビシイ。
(しかもちょっと迷った)
駅に着く頃には汗ダク、全身シットリであった。

ケーブルカーの線路は思ったよりずっと急勾配で、
なんだか壁を登っているかのよう。
途中ケーブルからロープウェーに乗り換え、山上へ。
心なしか下界より涼しい……気がする。
街中ではすっかり終わってしまった紫陽花がまだ咲いていた。

掬星台→摩耶自然観察園→天上寺へと歩く。
山の上と言っても日向はやはり暑い。
道行くヘビも一生懸命日陰を探していた。
天上寺にはカエル像がいっぱいあった。
自然観察園は…ちょっと廃れた庭風味であった。

掬星台に戻ってくる頃にはさすがにヘロヘロ。
ロープウェーの駅に併設されているカフェで休憩。
涼しい部屋でコーヒーフロートをすすり、急に元気になる私。
カフェからは神戸の街と海が一望できて楽しい。
あのへんが家だ、あれが相棒の仕事場だ、あれはたまに行くスーパーだと
あっちこっち指差しては会話が弾む。

1千万ドルの夜景は今回見送りにして、夕方下界へ戻る。
下界はやはり蒸し暑い…が、気にしない!目指すは灘温泉や!

水道筋にある灘温泉は我々のお気に入り風呂屋だが、
特にこの日はことさら良い湯に感じられた。
私は人肌くらいの水温の源泉が一番好きで、
炭酸のあぶくが肌にシュワシュワと気持ちがいい。
露天風呂にはミントの葉が入っていて、これもなかなか良かった。

そして帰り道
商店街で塩鯖を買い、晩ごはんは家で焼鯖!

これが今年の海の日、ダイジェスト版。
なかなかナイスな真夏のおもひでであった。
Img_3e0979c1dab1a201daa10c6dae6fe8ee
TATAAさんの展覧会「緬布と泰服」へ。

漢字で書くと
ミャンマーは「緬甸」
タイは「泰」
つまり
ミャンマーの布とタイの服!

(偶然にも国名の漢字表記を勉強していたところなのであった)

布の上、服の中に紡がれたたくさんの物語。
自ら針と糸を持つようになって、
そこに込められた長い長い時間と数多の人の心を知る。

草木で染められた布は、えもいわれぬ恵みの色。
力強い絵画のような刺繍からは、遙かな旅路の匂いがする。

TATAA という言葉は「橋」を意味するビルマ語だそうだ。
人の手より生まれる仕事が、また人と人とを繋ぐ橋になる。
とても素敵な名前だ。
私も橋のようでありたいと思う。

さて、そんなこんなで橋を渡ってうちへやってきたのは、
ミャンマーの刺繍布で作られた細長ポーチ。
この刺繍は……鳥?
蛇? 楽器? 人間にも見えるような…。
何かは結局わからない。
でも、そんなところにひとめぼれ。
水筒を入れよう。

「緬布と泰服」 本当に良い展示です。
大阪中崎町のchago/Residence Galleryにて今月29日まで。
Img_28362cbba83909c2e3845195bd748268
水草を育てている。

プレゼントで水草栽培セットをもらったのは春だった。
だが、やれ展覧会準備だ、やれ長期留守だ、と落ち着く暇がなく
なかなか種まきできずにいたが、今月ついに栽培開始。
(生育初期は日々のケアが必要で、長い留守はできない)

ここ最近の猛暑で、水草グラスの中も勝手に温室状態になったと見え
水を切らさないようにだけ気をつけていたら、あっという間に発芽。
日ごと細い根っこが土の中へ伸びてゆき、双葉も開いて小さな緑の絨毯が誕生。

植物の世話は不向きだと思い込んでいたけど、いつどこでベクトルが変わったのか、
近頃は草木たちの毎日の水やりや生長観察をしていると、むしろ気持ちおだやか。

水草グラスに水を注ぐのはまだ先で、本葉が出てしっかり生長してからになる。
大きくなった水草たちが水の中をユラユラしているのを想像して、うっとりする。
この夏の小さな楽しみなのである。

うちに住まう草木たちには、皆名前をつけているが
(カネノナルキのミドリくん、ツボクサのツボちゃんなど)
この水草にはまだ良い名前を思いついていない。
とりあえず水草くん(仮)だ。

水草くんのほかにも、新しい同居草木がいくつかいるので
またそのうち紹介しようと思う。
Img_c81daef275dc5e7936418b9e62cdaed9