旅新聞 Papel Soluna バックナンバーリスト
記念すべき創刊号。 当初はまだ「旅」というテーマはなく、身近だった鞄の中身をお題に。 しかし今思えば日頃から歩き回っている自分の足取りを「旅」というなら、 鞄は「旅」の相棒。 そう考えると創刊号で一番身近な鞄にスポットを当てたのは、 なんだか私らしいと思う。 記事 / 赤い財布・ニワトリのついた鍵・文庫本・手帳…ほか 今月の一匹 / 桜蛇(さくらへび)
札幌での展覧会のため、北海道に渡った2010年・春。 この号以降、「旅」がテーマとして定まる。 昔修学旅行でちょこっと行ったきりだった北海道は、私にとってほとんど新天地。 約10日間の滞在で経験したあれこれは、今も懐かしく思い出される。 記事 / フェリー・酵素風呂・檸檬持てる少女・白樺…ほか 今月の一匹 / 手羽先(てばさき)
版画作品制作のために、中欧と呼ばれる国々で1ヶ月を過ごした2010年・夏。 《中欧を旅する》は、その時滞在した国々のことを綴ったシリーズ。 1カ国目はオーストリア。 2週間滞在した小さな町ゲーラスやその周辺を訪れた時の話題を中心に。 記事 / 看板ウォッチング・ワインの水割り・本物のヒッピー・国境…ほか 今月の一匹 / 猫魚(ねこうお)
2010年夏の旅、第2弾。 チェコは以前からとても好きな国であり、これが2度目の訪問。 何が好きかと言われれば、 それは例えば真っ昼間から飲むビールであり、宝の山である古本屋であり、 そしてやや度が過ぎるほどに奇妙奇天烈な風景やアイデアやデザインであり。 記事 / 聖プロコプのバジリカ・ビール・切手・古本屋…ほか 今月の一匹 / 銭喰(ぜにくい)
2010年夏の旅、第3弾にして完結編。 なぜかとても気に入ってしまった街、ベルリン。 仄暗い歴史の上で混じりあう異文化。 目を凝らせば面白いモノがあちこちに転がっている。 ソーセージの食い倒れ、巨大な博物館、大好きな鞄屋さん… …何度でも足を運びたい場所なのだ。 記事 / カップケーキ・ノイエスムゼウム・うどん・リンゼンズッペ…ほか 今月の一匹 / 漫虫(そぞろむし)
2011年3月初旬出発、同年12月帰国で計画した世界ひとり旅。 出発前に作った「双六(すごろく)旅程表」をこの号で公開。 ポップカラーのすごろく、みんなで遊ぶもよし、ポスターとして飾るもよし、 旅に思いを馳せるもよし。 今月の一匹 / 旅烏(たびがらす)
2011年の世界旅行から帰国後初めて発行した号で、ここから旅新聞再始動。 初心にかえり、今回の大旅行の相棒=鞄の中身のエピソードを書き並べてみる。 愛着のあるもの、思いがけず役に立ったもの、旅でボロボロになったもの。 想いひとしお。 記事 / がま口財布・青い方位磁針・紺色のカメラ・ボールペン…ほか 今月の一匹 / 背陽(はいよう)
世界旅行のルート案内付き ※両面印刷版 2011年世界旅行の軌跡シリーズ《世界のかけら》、第1弾はサンフランシスコ編。 意気込んで出発したものの内心不安もいっぱいだった、最初の滞在地。 裏面に今回の世界旅行の経路を記したマップ付き。 皆さまの世界旅行計画の参考に? 記事 / 斜めの町・肉屋の品揃え・緑色大行進・レジデンスVSスーパー…ほか 今月の一匹 / 火零(ひこぼし)
世界旅行のらくがき集付き ※両面印刷版 2011年世界旅行、2カ国目に訪れたのはメキシコ。 当時私が必ず行こうと決めていた国のひとつ。 初めて見る独特の色彩の風景から目が離せない。 楽しかった宿での交流は今でも良い思い出だ。 裏面には世界旅行中に日記帳などに描いていたらくがき絵をちりばめて。 記事 / ジャージ観察会・サンフェルナンド館・メヒコの色・仮面博物館…ほか
2011年世界旅行記、第3弾。 舞台はメキシコから一転、大西洋を横断し、ドイツへ。 毎度お馴染みになってしまった3度目のベルリンや、 フライト発着地であるフランクフルト周辺、 フランスとの国境の目と鼻の先、ドイツ南部の都市フライブルクの旅を振り返る。 記事 / 春が来た!・ダーレム植物園・メット・アレルギー発症!?…ほか 今月の一匹 / 染葉(そめは)
2011年世界旅行記、第4弾はモロッコ。 初めてのアフリカ、初めてのイスラム教の国。 事件とハプニング、砂漠、体調不良、ホームステイ。 笑いあり涙あり緊張感たっぷりの珍道中。 ここに書ききれなかったエピソード山のごとし。 またいつかリベンジでモロッコの話を書きたい。 記事 / 砂漠へ・ファティマの手・マジョレル庭園・おやつの時間…ほか 今月の一匹 / 雪精(せっせい)
2011年世界旅行記、第5弾。 たった3日間だけの滞在だったポルトガル・リスボンの話。 古びた赤い屋根の家々、坂を登っては下る路面電車、 丘の上から眺めるテージョ川。 街に漂う空気と色にすっかり恋をしてしまった。 再訪を必ずと誓った場所のひとつだ。 記事 / アズレージョ・郵便局・パウロのカステラ・市電…等々 今月の一匹 / 織葉(おるは)
2011年世界旅行記、第6弾。 昔からどこかずっと憧れだった国・スペイン。 それはかつて好きだった画家の美術館であったり、 本や写真で見た幻想的な建築であったり。 イメージの中だけだった世界に直接足をつけて歩く。 その新鮮さがとても楽しかった、スペインの旅。 記事 / 市場歩き・ダリの宝石・オルチャータ・最高の5人組…等々 今月の一匹 / 花獅子(はなしし)
世界旅行記は少しお休みして、14号・15号は2013年の旅にスポットを当てて。 2013年の夏に初めて訪れ、半月ほどを過ごした北欧の国・フィンランド。 14号はフィンランドの鮮やかな色彩をパレットのように描く一枚。 ポスターとしてもどうぞ。 今月の一匹 / 檸檬犬(れもんいぬ)
台湾の方と一緒に描いた「鞄の中身特集」付き ※両面印刷版 世界旅行記は少しお休みして、14号・15号は2013年の旅にスポットを当てて。 15号は2013年初訪問の国ふたつ目、台湾。 台湾の友人の力を借り、今回は中国語訳付き。 裏面は台湾の人たちとのワークショップで描いた絵を増刊号として掲載! 記事 / 誠品書店・秋惠文庫・藝術兵營・十八卯茶屋…等々 今月の一匹 / 苺蟲(いちごむし)
2011年世界旅行記、第7弾の国はフランス。 フランスは旅行中、2度出入りがあった国だ。 1度目は春にドイツから足を伸ばし訪れたアルザス地方、 2度目はスペインから入った夏の南仏滞在。 違う季節、違う地方。 ひとつの国が見せるたくさんの表情はとっても興味深い。 記事 / 頭の上の絵本・緑の中央市場・メリーゴーランド・ロザリオ礼拝堂…等々 今月の一匹 / 海子(うみこ)
2011年世界旅行記、第8弾。 オーストリアのウィーンからルーマニアへ抜けるまでの珍道中談。 ウィーンをバスで出発し、鉄道でスロヴァキアを横断、 ハンガリーを経由しルーマニアへ…。 夏空の下ハプニング続出でいろんな汗が吹き出した、山あり谷あり東欧の思い出。 記事 / 時刻表入手!・炎天下スピシュ城・熱中症的記憶・ケタ違い…等々 今月の一匹 / 一角天(いっかくてん)
18号は再び世界旅行編をお休みし、 2014年7月に半月滞在した2度目のフィンランドのお話。 今回はヘルシンキから海を渡り、 日帰りで隣国エストニアの首都タリンへも足を伸ばした。 すっかり馴染んだヘルシンキでの滞在は、 旅行というより旅暮らしというほうが合うなと思う。 記事 / コーヒー休み・スープスープスープ・秘密の店・日々御馳走…等々 今月の一匹 / 大福鼠(だいふくねずみ)
2011年世界旅行記、第9弾。 山あり谷ありの珍道中から、さらに珍珍道中のルーマニアへ。 言葉が通じなかったり、迷子になったり、 時刻表が間違っていたり、地図がなかったり… 今思い返せば笑ってしまう小話の数々と、 この目で見たふしぎな風景の記憶をしたためて。 記事 / 陽気な墓・高い高い木造教会・ブコヴィナの修道院・鉱物博物館…等々 今月の一匹 / 鳥被(とりかぶり)
2011年世界旅行記、第10弾はヨーロッパ最後の国、ブルガリア。 入国するなり熱で寝込んだけれど、 療養も兼ねたゆっくり滞在は多くの出会いをもたらしてくれた。 あまり知られていないブルガリアという国について、 知ってもらうきっかけになれば嬉しい。 記事 / バラの国 バラの谷・キリル文字解読・風邪に臥す・街はミュージアム…等々 今月の一匹 / 走目(はしりめ)
トルコの食べもの図鑑付き ※両面印刷版 2011年世界旅行記、第11弾はトルコ。 約1ヶ月半と旅行中最も長く滞在した国になる。 大都市イスタンブールから内陸の街、海辺の街、 小さな村々まで、たくさんの場所を訪れた。 裏面には大好きなトルコの食べものをこれでもかと描いた図鑑付き。 食いしん坊さん必見。 記事 / イスラームとトルコの意匠・オヤ・遺跡・オトビュス…等々 今月の一匹 / 避雷曇(ひらいどん)
タイの食べもの図鑑付き ※両面印刷版 2011年世界旅行記、第12弾はアジア諸国で初めて旅した国・タイ。 半世紀に1度規模!?という大洪水の中で垣間見た、 人々の暮らしと文化と…そしてタイ料理。 裏面には約1ヶ月の間にたっぷり食べまくったタイの食べもの図鑑付き。 食いしん坊さん必見再び。 記事 / ナムトゥワム!!・タイの乗りもの・いきものたち・曜日の色…等々 今月の一匹 / 憑雲(つきぐも)
2011年世界旅行記、第13弾はヒマラヤを仰ぐ内陸国・ネパール。 帰国1ヶ月前というところまできて、 すれ違う人の顔立ちに旅の終わりを感じ始める。 そこらじゅうにいる神様や、道を往来する人々を静かに眺めて楽しんだ、 ネパール滞在録。 記事 / ダルバート&モモ・チヤタイム・パタン博物館・道行く人々…等々 今月の一匹 / 毬猿(まりざる)
2011年世界旅行記、第14弾は南の島国シンガポール。 多民族多言語多宗教の都市国家の中で、混じり合ってできた文化に興味津々。 緑も花も街も、色鮮やかでいちいち目を奪われる。そんなシンガポールの旅話。 記事 / 複合民族国家・茶骨禅心・カトンの街並み・花の妖精たち…等々 今月の一匹 / 顔桃(かおもも)
2011年世界旅行記、第15弾。 シンガポールからちょっとお邪魔した、マレーシア・マラッカの街。 かつていろいろな国の支配を受けてきた、複雑な歴史を持つこの街… 経てきた時間と融け合った様々な文化を感じながら過ごす、 長い散歩のような数日間。 記事 / マラッカごはん・融け合う・ボートでヤッホー・朽ちた教会と墓石…等々 今月の一匹 / 柎海月(うてなくらげ)
《世界のかけら》あとがき付き ※両面印刷版 2011年世界旅行記完結編の第16弾! 世界旅行最後の国はお隣・韓国。 再会あり、ハイキングあり、そしてもちろん美味しいものあり! 9か月の旅の終わりを締めくくる1週間のソウル滞在。 裏面にはこの旅を振り返ってのあとがきも。 記事 / コリアンタイポ今昔・南漢山城・道端の意匠・くいしんぼの日々…等々 今月の一匹 / 椿人(つばきびと)